目次
はじめに
ipadでadobe premmire clipアプリを使い、オリジナルの映像を制作する方法を解説します。
adobe premire clipを使えばipadやiphoneでも簡単にムービーを制作することが出来ます。
このアプリの特徴は、写真や動画を選び曲を選択するだけで、簡単な動画が作れます。
シンプルな動画制作に向いているため、字幕機能などが充実していない点が弱いですが、シンプルでおしゃれで短い動画を作りたいという方に向いています。
この記事では、ipadを使って動画を作る過程を解説します。
※この記事のアプリの使い方が、なんとなくわかる程度を目的としていますので、マニュアルのような細かいところまでもてめるのはご遠慮ください。
サンプル動画
ipadで簡単な動画を作りました。
このような動画が3分程度で簡単に作れました。
プロジェクトを作成する
画面左端の+ボタンを押すと、「ipadを使用」「Lightroom」「Creative Cloud」「Dropbox」「写真またはビデオを撮影」のメニューが選択できます。
ここで、写真がストックされている場所を選びます。
例えば「ipadを使用」を選択すると自分のipadの写真ギャラリーにストックされているを選択することが出来ます。
「写真またはビデオを撮影」を選択すればその場で写真や動画を撮影したもので動画を作成できます。
「Lightroom」「Creative Cloud」「Dropbox」を選択すればそれぞれのサービスに接続し、クラウド上にある写真や動画を選択することが出来ます。
例で、「Lightroom」を選択し、適当に写真を選びます。
次に「自動編集」「カスタム編集」を選択する場面になります。
「自動編集」では、写真を選ぶだけで、ものの数秒で、自動的に曲の付いた動画を作ることが出来ます。自動で動画を作られますが、曲や写真の並べ替えなどあとからも編集できます。
「カスタム編集」では、写真・動画のトリミングやシーケンスなど、
カスタムに編集できます。
例で、「カスタム」編集を選択して進めます。
写真・動画ファイルを追加する
「カスタム」編集の画面では、メインの画面の下に小さなサムネイル画像が並んだタイムラインが表示されます。
例で「Lightroom」を選択し、いくつか写真を追加できました。
写真をタップし続けると移動させることが出来、標準順番を変えることが出来ます。
また写真の×ボタンを押すとタイムラインから写真を消すこともできます。
BGM(オーディオ)を追加する/調整する
次に動画にBGMを付けます。
画面上の音符マークをタップします。
「Premire Clipテーマ」「プレイリスト」「アルバム」「アーティスト」から曲を選びます。「Premire Clipテーマ」はアプリに最初から内蔵されている音楽ファイルです。数は少ないですが、使いやすいインストの曲があり、重宝します。曲は商用でなければyoutubeでも公開してよいのでそのあたりも助かります。
「プレイリスト」「アルバム」「アーティスト」は自分でipadに取り込んだ曲を選ぶことが出来ます。
例で「Premire Clipテーマ」を選びます。すると曲目が現れます。タップすると曲が聞けるので、好きな曲を選び「追加」をタップします。
すると、動画に曲をつけることが出来ます。
曲を選択した後、画面上の音符マークを再度タップすると、曲に関する設定ができます。
「ボリューム」「ビートスナップ」「自動ミックス」「サウンドトラックのループ」「オーディオフェードイン」「オーディオフェードアウト」などの設定ができます。
この機能の取り上げるべく特徴として「ビートスナップ」「自動ミックス」があります。
「ビートスナップ」をオンにすると、曲のリズムに合わせて画像・動画の尺(表示時間調整)を編集できます。
「自動ミックス」をオンにすると、タイムラインに動画がある場合、動画に含まれるオーディオのレベルに合わせて、BGMの音量を小さくすることが出来ます。
写真・動画を編集/調整する
写真・動画の表示時間トリミング
タイムラインに並ぶ写真をタップし、メイン画面の写真をタップすると、画像・動画の尺(表示時間調整)を編集できます。
右側の紫色の矢印をタップし、そのまま右へ伸ばすと尺を伸ばすことが出来ます。
動画の場合は表示させたい箇所を任意にトリミングできます。
日本指でスライドさせると、尺の長さを変えずに、表示する箇所をトリミングできます。
写真・動画の編集
タイムラインに写真がある場合、右側のツールを選択すと、写真の加工ができます。
「露光量、ハイライト、シャドウの調整」「ストーリーカードに変換」「クリップを複製」を選択することが出来ます。
タイムラインに動画がある場合、右側のツールを選択すと、動画の加工ができます。
「露光量、ハイライト、シャドウの調整」「オーディオ設定」「動画の速度」「クリップを複製」を選択することが出来ます。
「オーディオ設定」では、動画に含まれる音声ボリューム変更や、Smart Volumeという動画の音量を一定に保つ機能を選択できます。
「動画の速度設定」では、動画の速さを変更できるので、動画をスローモーションにも変更できます。
タイトル字幕を追加する/調整する
画面右端の+ボタンを押し、「新規タイトル」を選択すると、動画にタイトルをつけることが出来ます。
「新規タイトル」をタップすると、タイトル入力画面になります。
適当にタイトルを入力します。
文字の色と背景色のみ変更することが出来ます。
※adobe premire clipでは字幕を写真や動画の上に重ねる事はできません。
※フォントの種類も選ぶことが出来ません。
※文字に動きを付けることもできません。
さまざまなな効果のつけ方
画面上のギアマークをタップしすると、「プロジェクト設定」の項目が現れます。
「Look」「黒からフェードイン」「黒へとフェードアウト」「クリップのモードをクロスフェード」「フォトモーション」「ビデオアイキャッチ」「透かし」
「フィルタ」
動画全体の色味フィルタを変えたり、写真、動画の切り替わる際のトランジッション設定ができます。
「Look」では、画像・動画の色味を変えることが出来ます。レトロな映像にしたり様々な効果が用意されています。
「黒からフェードイン」「黒へとフェードアウト」「クリップのモードをクロスフェード」「フォトモーション」では、写真、動画の切り替わる際のトランジッション設定を変更できます。
ムービーを保存する
画面上の上向き↑マークをタップすると、動画の保存や共有ができます。
「カメラロールに保存」を押すと、動画ファイルがカメラロールに保存されます。
「Youtubeで共有」「Twitterで共有」を押すとyoutubeやTwitterで動画を公開させることもできます。
「Premire Pro CCに送信」を押すと、Adobe Creative Cloudの有料版に加入していれば、ipadやiphoneで制作した動画ファイルをPCやMACでも開くことが出来ます。
いかがでしたでしょうか。
このように、アプリを使ってみておよそ1分程度の短い動画制作に向いていると私は思いました。
シンプルな動画制作をコンセプトにしているようなので、字幕機能などが充実していない点が弱いですが、シンプルでおしゃれで短い動画を作りたいという方に向いると思います。
ぜひダウンロードして使ってみて下さい。
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